一夢庵風流記 前田慶次 新人公演
8/14 18:30 「一夢庵風流記 前田慶次」新人公演 観劇しました。
壮さんを踏襲しつつ、れいこちゃんの慶次を作り上げていたと感じました。
というか、壮さんと全然違うじゃん(笑)
一番印象的だった御土居について
直江兼続に問われて答える「(自分が)死んでも怒りが収まるとはかぎらん、ならば殺してしまおうと思ってな」この台詞、れいこちゃん さらっと上手く言ったけど、私はほんのりと暗さを感じてしまったんだよ。
れいこちゃんの作る慶次(れいこちゃんが演じるからこそだと思うけど)が、真面目な雰囲気を垣間見せる瞬間がいくつかあって、それをつよーく感じたのが、ココだった。
まつへの思いの深さを感じさせるのに本当に効果的だったんだ。
そして、これを受けての、まつとのシーンですよ!
まつに「抱けばいい」といわれ、背にすがられたときの「(気持ちを)押さえられなくなる」、という声の響きと耐える表情がすっごく生きて よかったんだよねー のめり込んじゃった。お芝居に。
あとは、エピローグの歌!
すごくよかった。慶次とれいこちゃんの思いが歌にのってすばらしかったね。声量もしっかりあったし。始めの歌がうん?固いかなって思ってたから、なおさら心に響いたの。
うん、いい芝居だった!見事な傾奇者でした!!
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