雪景色⑤
12/9 青年館「雪景色」 14:00、18:30公演を観劇しました。
14時公演 3幕のさゆがすごかった。今まで見た中で最高に誇り高く死んでいきました。歌もきれいに高音が出ていて凄みがありぐっときました。8日は歌があまりよくなかったのでちょっと不安になったけど、この日は歌も芝居も本当に最高の出来。「女子といえど~」の歌を聴いているうちに涙が。柚木が姫の身代わりになることにあんまりにも誇りを持っているから、切なくて仕方がない。柚木の覚悟がダイレクトに伝わってきました。
柚木は1曲目のあと、呼び止める姫に軽く挨拶をしその後門脇の方を向きます。そのときの門脇の表情が、すごく満足げ。柚木の覚悟を大きく受け止めていたんですよ。そんな門脇をみた柚木もうれしそうで、門脇のことを尊敬しているんですよね。『同志』って感じでした。
歌で覚悟を語る熱さとその後の静かな笑みが対照的でバウより凄惨さが増したような気がしました。
さゆすごかったです
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その他のこと
カレンは3幕でちゃんと歌ってましたね

なぜ8日は気づかなかったのか。
2幕の船が転覆した客は、まなはる・すずとりんきら?かなあ。(9日)まなはる・すずは分かったんですが走り抜けてしまったのでりんきらが自信なし。りんきらなら役替りのひとがここなのかな。
がおりのソロはますます深みをましていていい。
ほたての巳之助が見られなかった・・・彼の思い切りのいい芝居で巳之助が見たかったかな。
りんきらの平有盛は、身分が高い人の身勝手さがよく出ていた。若い恋人に対する慈悲の心と従者たちを身代わりにすることを当たり前と思う心。なかなか難しい役でした。
娘役は全員誰が誰かわかったのですが、男役が分からない子がいた~
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本当にみなさんお疲れ様でした!
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